食堂 Imura 今年はサンマが高い

 大府で創業38年の居酒屋   食堂  Imura  放送局より

去年も今年もサンマが高いなぁ〜  例年ならサンマが安くなり、豊漁だと大型のサンマがスーパーでも100円くらいで買えます。

スーパーは売価の設定があるから、サンマの仕入れ価格が高くても適正売価のサイズを仕入れて売ります。

要は去年も今年もサイズの小さいサンマを高めで買うと言うことです。

大型の立派なサイズは一気に⤴️価格で、一般的な飲食店、スーパーでは高くて扱えません。


残念ですが、Imuraもサンマは今年は仕入れてません。(価格で調整すると小サイズになってしまいます)


サンマは庶民の味方、今の時期なら安くなりどこでもサンマを食べれるのにね〜

不漁の原因が中国、台湾、ロシア等のせいと言われてます。それも高くなる要因になりますが、自然の中に生きているものなので環境の変化が大きいと思います。


………


8月下旬になると、サンマ漁業の主力となる棒受け網漁船がすべて出漁し、サンマの水揚げが本格化する。

しかし、その漁獲量が伸び悩んでいる。昨年の年間漁獲量は11.2万トンで1980年以降では最低となったが、今年9月10日までの水揚げ量は、昨年の6割に満たなかった。

9月中旬になって、ようやく漁況が上向き、漁獲量も昨年並みに近づいてきたものの、かなり深刻な事態である。
 

もともとサンマは毎年の漁獲量の変動が大きく、豊漁と不漁を繰り返してきた。90年代や2000年代には年間25万トン以上漁獲された時期もあったが、80年代や90年代の終わりには、2、3年連続して10万トン台だったこともある。
 

サンマは6、7月には、日本のはるか沖合にいて近海には少ない。毎年の漁獲量は、海にサンマがどれくらいいるか、そのうちどれくらいが日本近海にやって来るかに左右される。

海にいるサンマの量を「資源量」、日本近海まで回遊してくる量を「来遊量」と呼んでいる。
 

私たち「水産研究・教育機構東北区水産研究所」は水産庁の委託を受け、毎年6、7月に日本近海から北太平洋のほぼ中央である西経165度までの海域で、サンマの資源量を調べている。


トロール網という袋状の網でサンマがどこにどれくらいいるかを調べて、調査海域全体の「資源量」を推定する。この調査結果に、過去の魚群の動きや海流のデータを加えて「来遊量」を予測するのだ。

 
資源量の調査は2003年から行っているが、10年に資源量が減少してから、以前の水準には回復していない。調査海域全体の資源量は、03~09年は283~502万トンで推移していたが、10年以降は178~311万トンに減少した。


資源量の減少は日本近海で顕著だ。東経162度までの資源量は、09年以前は26~212万トンだったが、10年以降は1~25万トンと、ほぼ十分の一になってしまった。


漁期初めのサンマは、09年以前は北海道・納沙布岬を起点として約850キロメートル離れた東経155度付近から回遊してきた。しかし、10年以降はサンマが少ない海域が東経160度付近まで東に広がったのだ。
 

サンマの分布海域が日本から遠くなってしまったので、漁期が始まっても日本近海に来遊するまで時間がかかるようになった。漁船は遠くまで獲とりにいかなければならないし、本格的な来遊までは魚群の密度も低い。


そのため、10年以降は、8月の解禁から9月上旬頃までの漁獲量が伸び悩むようになった。ただ、東経162度以東の資源量は減っていないので、9月中旬にこれらの魚群が来遊して、それ以降の漁獲量は平年並みとなっている。


回遊ルートの変化、台風、そして「招かざる客」…
 昨年からは、サンマが日本近海に到達した後の回遊経路も変化した。この海域では、冷たい親潮と、暖かい黒潮がぶつかり、冷水と暖水の境界付近に漁場ができる。

14年以前は親潮の一部が北海道沿岸に沿って流れ込み、道東から襟裳沖、さらに三陸沖へと日本列島沿岸に沿ってサンマは南下していた。

しかし、昨年から、北海道沖を暖水が岸近くまで覆うため、親潮が沿岸に入り込むことができなくなった。サンマは親潮に乗って南下するので、漁期のピークとなる10月には三陸沿岸にできていた漁場も東の沖合に移ってしまい、漁船は時間をかけて遠くの漁場に出漁しなければならなくなった。
 

大型船は排他的経済水域(EEZ:いわゆる200カイリ)の外まで操業海域を広げ、沿岸でしか操業できない小型船は、沿岸でわずかなサンマを求めて厳しい漁を強いられている。

沖合の漁場のさらに東の沖合を南下するサンマも多いと思われ、資源量の減少以上に、来遊量が減ってしまったのである。
 

今年は相次ぐ台風によって操業できる日数が少なかったことも、漁獲量の減少に拍車をかけている。そのうえ、日本近海でサンマが減った海域ではマイワシやマサバが増加し、サンマ漁船に新たな問題を引き起こしている。


サンマを専門にとる棒受け網漁船にとって、招かざる客であるマイワシやマサバが網に混入してしまうのである。ロシアの管轄が及ぶ海域では、魚種別に漁獲量が定められており、漁獲量を報告する必要があるのだが、その報告を巡って漁船が連行される事態まで起きている。

 
これではサンマの群れを見つけても、マイワシやマサバが混じっていると、操業が難しくなるだろう。
サンマ棒受け漁

水産記事より


話を聞くと、日本は漁獲したサンマを氷海水で運び、陸で輸送梱包をするが、台湾は漁獲したサンマを船の上で梱包作業して港に陸揚げします。
 
そのため、漁場が遠くてもokですが、日本の場合は鮮度を優先するために近場で漁をする違いを考えると今年のように漁場が遠いと日本は不利日本なります。


どうしても日本人は鮮度に敏感でサンマの刺身を食べるし、塩焼きにしても鮮度が良くないと美味しくないです。


鮮度に関してもう1つ、サンマの腹わたが苦いと聞くと思いますが、鮮度が良ければサンマの腹わたは苦くないですよ。苦いのは鮮度が落ちていると言うこと。

それとサンマのくちばしが黄色い色をしていて身体に張りがあり、目の透き通った品があれば一番良いです。


サンマを家で焼くのも少なくなってると聞きますが、 Imuraなら大丈夫、煙モコモコでもok  ‼︎

Imuraの BBQコーナーで大型のサンマを焼いて食べれるように来年を期待します。

(^o^)

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名古屋駅からアクセス15分圏内の民泊
GUEST  HOUSE  R  IMURA/大府市共和駅

天気の悪い日が続いていますが、BBQには良い季節になってます。

出張やら、なんやかんだで慌ただしくしてますがBBQをみんなでワイワイやりたくなって来ましけど、やりませんか?



(^o^)

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