食堂 Imura リオオリンピック・リオデジャネイロ ② 編
大府で創業38年の居酒屋 食堂 Imura 放送局より
前投稿に引き続き、リオデジャネイロを見て見ました。
オリンピック目前! リオの洗練されたデザインホテルと大人のリゾート。
南米初の五輪に沸くリオデジャネイロを特集。洗練された建築とおしゃれなインテリアで大人気のリオのホテルと、天国に一番近い場所と称される大人のリゾート地パラチをピックアップ。
リオにオマージュを捧げたオールスイートのデザインホテル。
2014年のサッカーのワールドカップに続き、南米大陸初となるリオデジャネイロオリンピックの開催でますますパワーアップしたブラジル。
世界中から押し寄せるツーリストを迎え入れるための新しいインフラが次々と整備されるなか、洗練された建築とインテリアで高い評価を受け、旅慣れたトラベラーに人気なのが「カサ・モスキート」。
6年前フランス南西部のトゥールーズから来た2人のフランス人が始めた全室スイートのデザインホテルは、コパカバーナビーチにも近い閑静な住宅街の一角にある。ブラジルデザイン界の巨匠セルジオ・ホドリゲスがデザインしたイスをはじめ、館内はセンスのよい家具やアートで満たされ、全9室のゲストルームには、リオへのオマージュを込めて、ブラジルを代表する女優、歌手、作曲家や有名な映画の名前が付けられている。
カサ・モスキート(Casa Mosquito)
Rua Saint-Roman, 222 - Copacabana, Rio de Janeiro, Brazil
TEL/+55-21-3586-5042, +55-11-2523-1031
料金/690レアル~(2016年7月現在)
http://www.casamosquito.com
丘の上のスイートからリオデジャネイロの絶景を独占。
"ブラジルの爆弾"と呼ばれたブロードウェイ女優の名を冠した「カルメン・ミランダ」は、コパカバーナやイパネマビーチを見下ろす5つのテラスが付いた贅沢なスイート。
ブラジルポピュラー音楽の父と称される作曲家の名前にちなんだ「ピシンギーニャ」は、コロニアルスタイルの4室からなるスイートでバルコニーから望む有名な奇岩、ポン・ジ・アスーカルの眺望が素晴らしい。
丘の斜面を利用して折り重なるように配置された各部屋への移動は、6人乗りの小さなケーブルカーで。屋上にはリオの街並みを360度見渡せるパノラマビューのプールがあり、そのすぐ隣では、オーナー2人のお気に入りの「クラブ222」が、連日パーティやセレモニーで賑いを見せている。
リオの喧騒を忘れる静寂のリゾート・パラチ。
リオからバスで約4時間、リオデジャネイロとサンパウロの中間に位置するパラチは、ブラジルで「天国に一番近い場所」と称される美しいリゾート。
18世紀のゴールドラッシュ時代に金の積出港として栄えた港町で、リオの喧騒とは無縁ののんびりとした静かな街。
かつてミナスジェライス州の金鉱からパラチまでは「黄金の道」が建設され、石畳で覆われた道の両側に金で一儲けした商人たちが競って商館や教会を建てた。当時のコロニアル様式の建物は250年以上経った今も残っており、美術館、レストラン、土産物店などに利用されている。
階級ごとに異なる教会に通うこの町で、富裕層によって建てられた「へメジオス教会」はひときわ荘厳な佇まいだ。鮮やかなブルーのファサードが印象的な「カーザ・デ・クルトゥラ」は市民に愛されるアートセンター。歴史的な建物とは対照的なモダンアートが展示され、現代ブラジルアートのトレンドを知ることができる。
へメジオス教会(First Church of Our Lady of the Remedies)
Centro Historico, Paraty, Rio de Janeiro, Brazil
カーザ・デ・クルトゥラ(Casa da Cultura de Paraty)
Rua Dona Geralda, 177, Paraty, Rio de Janeiro, Brazil
TEL/+55-24-3371-2325
http://www.paratycultural.org.br
往事の面影を残す街で美食の食べ歩き。
実は、パラチは美食の街としても名高く、世界の一流レストランを食べ尽くしたグルマンをも満足させるレストランが多い。
本場のブラジル料理なら「キンタル・ダス・レトラス」へ。地元特産のカニや大振りのエビ、伝統的な黒豆などを使った旨みの凝縮された料理で幸せな一日を終えることができる。「ポサーダ・リテラリア・ホテル」内にあり、ホテルとしての評価も高く、パラチの旅の拠点としてもおススメ。
パラチの港から海に出ると、湾内にはいくつもの小さな島が浮かぶ。その島を巡るボートツアーが人気だ。島に船を停めてシュノーケリングや水泳をしたり、ビーチでのんびりして過ごしたりもできる。
街中の風情豊かなレストランもいいが、緑に茂る熱帯の木々や美しいコロニアル様式の建物を眺めながら、ゆったりと船上のランチを楽しむのもいい。
キンタル・ダス・レトラス(Quintal das Letras)
Pousada Literária
Rua do Comércio, 362 Paraty, Rio de Janeiro, Brazil
TEL/+55-24-3371-1568
http://www.pousadaliteraria.com.br
秘密基地=大府居酒屋 食堂 Imura から発信して行きます。
名古屋駅からアクセス15分圏内の民泊
GUEST HOUSE R IMURA/大府市共和駅
リオ五輪後のブラジル経済、成長は期待できるのか?
2007年に米国でサブプライムローン問題が表面化すると、先進国経済はその後、坂を転げ落ちるように急減速しました。
一方、先進国の代わりに期待を集めたのは新興国でした。その当時流行した言葉に「デカップリング論」というものがあります。先進国が成長減速に苦しんでも、新興国は先進国の減速に付き合わされることなく成長できるという意味の言葉です。
そうしたもとで「新興国の雄」として注目されたのがブラジルでした。
豊富な資源に裏打ちされた「資源国」という肩書きに加え、09年にはリオ五輪の開催も決まったので、成長ストーリーは順風満帆なように思えました。
そうしたなか、ブラジルは有望な投資先に飢えた先進国マネーの受け皿となり、巨額の投資を引きつけました。日本の個人投資家も投資信託経由でブラジルに資金を投じました。
しかしながら、その後のブラジルの経済パフォーマンスは期待を大きく裏切る結果となっており、資産価格の下落も厳しいものになっています。今回はブラジル経済について現状と今後の注目点を解説したいと思います。
ブラジル経済に明るい兆しはあるのか
ブラジル経済については、実質GDPのマイナス成長、スタグフレーション(失業率上昇+物価上昇)、不安定な政治、通貨レアルの下落、国債の格下げ、といった経済の苦境を意味する言葉がズラリと並ぶ一方、好転の兆しはほとんど見当たりません。
3日発表の15年10-12月期のGDPの予想は?
まず、実質GDP成長率を確認すると、直近8四半期のうち6回が前期比でマイナス成長となっており、暦年ベースでは2年連続のマイナス成長が確実な状況です。
3月3日に発表される15年10-12月期の実質GDPは前期比▲1.6%のマイナスが見込まれており、前年比では▲5.9%と大幅なマイナス成長に陥ると予想されています。
鉱工業生産は13年後半からほぼ一貫して減少しており、下げ止まりの兆しがみえていません。目下の水準は00年代半ばのブーム期より低い水準に押し戻されています。
消費者の貧窮度はどうなっているのか
家計を取り巻く環境も深刻です。ブラジルの消費者は「物価上昇+失業率上昇」という厳しい状況に直面しています。
不況下における物価上昇、いわゆるスタグフレーションです。消費者物価上昇率は10%を超え、失業率は7%台まで上昇しています。
失業率と物価上昇率を合計した数値をミザリー(悲惨)指数と言い、消費者の困窮度合いを測る指標としてしばしば用いられていますが、この数値は足もとで18%程度まで上昇しており、これは00年代半ば以降で最も高い状態です。
ちなみに、日本のミザリー指数は3%台前半(物価上昇率0%程度、失業率3%台前半)、米国は6%台半ば(物価上昇率1%台後半、失業率5%程度)ですので、ブラジルの状況がいかに厳しいかがわかります。
ブラジル国債への投資は”投機”
そうした実体経済の不振は、金融市場の反応をみれば一目瞭然です。通貨レアルは13年以降、ほぼ一貫して下落しており、13年ぶりの安値水準まで売られています。
これは米国FRBの利上げによって“強いドル”が意識されたことが一因ですが、本質的にはブラジル経済の“期待外れ”を反映したものと言えます。13-14年にかけて、大半の新興国通貨が売られましたが、経済の足腰を鍛えたいくつかの新興国は15年頃から下落が和らいでいますので、ブラジル側に“レアル売り”を促す要因があったことは明らかです。
そして投資家の不安を最も増幅しているのはブラジル国債を巡る問題です。過去数年、ブラジルの冴えない経済パフォーマンスを反映して、大手格付け機関は段階的にブラジル国債の格付けを引き下げてきましたが、最近では2月24日にムーディーズ・インベスター・サービス(以下、ムーディーズ)が投資適格から投機的格付けに引き下げたことが話題となりました。
これまで大手3社(S&P、ムーディーズ、フィッチ)の格付け機関でムーディーズは唯一ブラジル国債を投資適格に据え置いてきたのですが、同社はこのたび「景気の大幅な減速でブラジルの財政が悪化」、「政治が不安定」として、投機的格付けに引き下げました。
要するにブラジル国債への投資は“投機”という訳です。
格下げは重要な意味を持ちます。一般的な機関投資家は顧客から集めた資金を無謀なリスクにさらさないようあらかじめルールを設けているので、ブラジルへの投資を機械的に削減する動きがでてくる可能性があるからです。
たとえば、「投資的格付け資産への投資は全体の○%以内に収める」といった具合に運用方針が定められている場合、投資家は新規投資を控えるのは当然のこととして、すでに投資していた分に関しても売却を開始する可能性があります。
もっとも、そうしたルールが設けられていなくても「投機的格付け」に対する投資は手控えられる傾向がありますので、今後何らかの要因で市場参加者のセンチメントが悪化した場合の“ブラジル売り”には注意が必要です。
先行きについては“五輪後”が意識されることが懸念されます。五輪という成長ストーリーがなくなり、ブラジル経済に対して悲観的な見方が広がると、金融市場の動揺を通じてブラジルの実体経済悪化に拍車をかけます。ブラジルで危機が起きた場合、日本も無傷でいられないので要注意でしょう。
次のオリンピック開催は日本です、
ブラジルからの方にも沢山来て欲しいです。
民泊=Airbnbから始めて見ます。
0コメント